ARROWS Tab QH55/M WQ1/Mの使用感

WindowsタブレットPCのARROWS　Tab　WQ1/M(通販モデル・店頭モデルQH55/Mと同じ)を購入したので、その使用感などをまとめてみました。

購入した理由なのですが、第一目的は撮影の帰りや喫茶店とかで休憩してるときとかに、ぱっと大きな画面で撮した写真を見たい、出来ればRAWも見たいというのが、第一目的でした。

それならばiPad+iPhotoでRAW表示も現像も出来ると言われそうですが、やや不安な情報があったのです、グーグルなどで検索すると、若干解像度が落されるケースがあるという情報があったのです、また取り込むにはUSBアダプターかカードリーダーが必要となるので、試しにくかったというのもあります。

Windowsタブレットなら、使い慣れたRAW現像ソフトを入れることも可能ですし、RAWそのものをWindowsビュアーで見れるのは分かっていたので、Windowsタブレットを検討することにしました、それに、艦これとか(!?)のフラッシュゲームも堂々と楽な体勢でできますしね！！！(Androidを外した理由はそこかと言われそうですが、はい、そうですとしか　汗)

Winタブにも、いくつか候補はありましたが、最終的に高密度液晶+IPS+新型ATOMでそこそこの処理能力を持ちつつ、電池の持ちもいいARROWS　Tab　WQ1/Mとなりました。2560×1600(299dpi)の高解像度高密度液晶がかなりの決め手でした

まずは、直販モデルの場合いくつかパーツや構成を選ぶことが出来るのですが、意外と高い物がある、特にストレージを64GBから128GBにすると+2万は正直言ってきつすぎます、結局64GBモデルを買っちゃいました、マイクロSDで補えばいいかなと

届いてから、分かった不満点としては、裏面がプラ感満載で押すとぺこぺことへっこむのはさすがに、高級感皆無でもうちょっと何とかならなかったのかと問い詰めたいレベルです

やや残念だったのは、指紋認証がコツがいる感じで、なかなかすぱっと一発で認識してもらえません、面倒なパスワード管理を減らせるのを期待したのですが、手で打った方が速いと思う方もいるかもしれません

タッチの反応は、非情に良く何度もタッチしなければ動かないというような動きは、ほとんどなく気持ちよく操作できます。

画面も非常にきめ細やかで綺麗な発色なので満足度は高い物でした。

最初からはいってるソフトも比較的控えめでなのも個人的には好印象です。

ところで、高速になった新型とはいえ所詮ATOM、あんなの遅くてとても使い物にならないっていわれそうなのですが、実はZ3770はなかなかに侮れない速度を持っています。

というのも、Z3000番台のATOM(Bay Trail)は、設計を完全に一新してるので、前のATOM(Z2000番台)とは全く別物なのです。いろいろ難しい話は置いておいてベンチで計った結果、Core2Duoクラスの速度は確かにでてました。

その結果を貼っておきます

ここで、ATOMの速度を表してるのはALUとFPUの二点なのでこの二点に注目してみると、Core2Duo P8400 を上回る数値を出しているのが分かります、旧ATOMとの差になるとALUでは、ざっと2.4倍という数値で、無茶させなければそこそこ行けそうです。

実際にZ3770でRAW現像を行ったときの速度を動画にしてみました、相手はCore2Duo　P8400、連続で21枚RAW現像をしたところ2分ちょっとなので、現実的に使えるレベルの速度が出てました。

21枚連続でこのくらいの速度があれば、帰りとか休憩中にに仲間内で写真を見せ合ったりも十分可能です、またRAW編集もNikonViewNX2での編集ではストレスなく編集できました、けして高速なCPUとは言えませんが、以前のATOMとは違い、十分使えるCPUにATOMはなったのではないかと思います。

艦これでは、解体するときのに遅いかな程度ではあったのですが、重量級のピグライフを動かしたところ、明らかにP8400のノートPCより動作が遅くプレーに支障が出るレベルでした。

ベンチでもRAW現像でもZ3770はP8400より速かったので、納得が出来ないというのもあり、ためしにクロームでピグを動かした結果、軽快な動作で気持ちよくプレーできました！！Flashゲームがどうも遅いって時はブラウザを変えてみるのも手かもしれません！！

最後に、現在人気のFlashゲーム、艦これを実際にIEとクロームで動かした動画も撮りましたので、こちらも貼っておきます。

Z3000番台ATOMを搭載したWinタブレットは、一部で艦これ向きと言われていたので、Z3770で艦これを動かすとこのくらいの速度で動くよ、という参考になるかと思い、ピグライフではなく艦これで比較しました。