このページでは、レンズ交換式カメラ(デジタル一眼レフ・ミラーレス)で一般的に使われてるセンサーサイズのメリットとデメリットを独断と偏見であげてみました。カメラ選びの参考にしてみてください
フルサイズ |
メリット
- 高感度でも、ノイズも少なく細かいディティールもしっかり残る高い高感度撮影能力
- 35mmフィルムのころに確立された撮影技法が、ほぼそのまま利用できる
- ふわっととろけるような大きいボケを楽しめる
- 中判機と比べると手持ちでの撮影もしやすい大きさで、高い画質とそこそこの機動力を兼ね備えている
- 高画素機でもセンサー的にもレンズ的にも無理が少なく高い画質が期待できる
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デメリット
- レンズも含めたシステム全体として、大柄で重い
- マクロ撮影では、被写界深度が非常に浅くなりシビア
- 比較的高価
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APS-Cサイズ(キヤノンサイズ含む) |
メリット
- 特に望遠のレンズシステムでは、同じ画角で比べるとフルサイズ機にくらべコンパクトにできる
- 比較的高感度にも強く、画質も比較的よい
- 一眼レフにおいては、AFポイントのカバー率を高くしやすい
- 超広角の除き、フルサイズ用のレンズだけでもシステムを組める(富士フイルム除く)
- 結果、ニコン・キヤノン・ソニー・リコーペンタックスでは、フルサイズへステップアップしやすい(富士フイルム除く)
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デメリット
- APS-C専用の高級レンズの数が少ない(富士フィルム除く)
- 結果高級レンズはフルサイズ用のレンズを付けることになり、サイズメリットが小さい(富士フィルム除く)
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4/3型 |
メリット
- 高級レンズも含め4/3型専用のレンズがそろっている
- 結果システム全体としても、センサーサイズに見合ったサイズメリットがある
- 被写界深度の深い写真が撮りやすく、ピントのシビアさが少ない
- 機動力と画質のバランスが良い
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デメリット
- 高感度画質は、やや見劣りがする
- 大きくぼかした被写界深度の浅い写真がやや撮りにくい
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1型 |
メリット
- システム全体的に小型で軽量なシステムが構築できる
- サイズメリットが大きい
- フルサイズ用の望遠レンズやマクロレンズと組み合わせると、意外と面白みがある
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デメリット
- 高感度画質は、見劣りがする
- 1型の高級コンデジと比べると、センサーサイズによる画質面のメリットはない
- レンズが少ない
- マクロ撮影は得意とするはずなのに、専用のマクロレンズがない(2016年現在)
- レンズ、本体ともに、今後の展開が不安になるほど新製品が出てきていない
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1/1.7型 |
メリット
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デメリット
- コンデジと大きな差はない画質
- レンズが非常に少ない
- レンズ、本体ともに、今後の展開が不安になるほど新製品が出てきていない(2016年現在)
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