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FinePix F200EXR 個人レビュー

手ぶれ補正の効果を検証

F200EXRは、流行の手ぶれ補正(CCDシフト方式)を搭載しているのですが、口コミとかを見ると、富士フイルムの手ぶれ補正は効きが悪いとか、いやF200EXRはかなり良くなってるとかいろいろ言われていたので、私も効果がどのくらいなのかを実際に撮影して比べてみました

ちなみに、手ぶれ補正は、カメラの構え方などでも効果が違うので人によってはもっと、遅いシャッター速度でもぶれない人も、もっと早いシャッター速度でぶれちゃう人もいますので、この結果がすべての人に当てはまるわけはないですが、ある程度の参考にはなると思います

ちなみに私は

コンパクトデジカメの場合、このような形で、左手の指をLの字にしてその上にカメラを乗せる感じで構えてます

手ぶれ補正ON OFF 画像比較

撮影状況は、室内で、もっともぶれやすい望遠端 換算140mm相当、被写体(カレンダー)までの距離は1.7m程度 にしました

手ぶれ補正ON 手ぶれ補正OFF
シャッター速度
1/6秒
ぶれ:△
等倍でみるとはっきりわかるぶれがあるが
ブログやWebで見るサイズやLサイズ程度のプリントであれば
利用できる範囲内に収まってる
ぶれ:×
ここまでぶれてしまうと、何をどうしようと
救いようがない
シャッター速度
1/13秒
ぶれ:△ 
わずかにぶれがあり、ただ十分利用可能
ぶれ:×
ここまでぶれると、救いようがない
シャッター速度
1/26秒
ぶれ:△
ほんのわずかに甘さも感じるが、これなら
ぶれてないことにしてもかまわない気がする
ぶれ:×
これもだめですね
シャッター速度
1/52秒
ぶれ:○
これなら、完全にぶれてないと言い切れるぐらい
カチッと写ってる
ぶれ:○
手ぶれ補正OFFもここにきて、ぶれてない写真が撮れました
シャッター速度
1/105秒
ぶれ:○
こちらもすごくしっかり写せました
ぶれ:△
ゆ・・油断した訳じゃないんだっ!!
なぜか、ぶれてしまった・・

結果はこの通りで、用途限定であれば140mmで、なんと1/6秒というスピードでもぎりぎり使えるレベルになり、1/26秒ぐらいの写りであれば用途を限定しないでも十分使えると思えるレベルの写りでした、手ぶれ補正OFFと比べると、ざっとみて2段分ぐらいは効果あると考えていいかもしれません

F200EXRは、ISO400ぐらいまでは、ほとんどノイズが気にならないレベルに収まってくれるため室内の普通の撮影であれば、ISO400でフラッシュなしでも十分使えるというのは大きな収穫でした

次のページでは、フィルムモードを変えることによる、発色傾向の違いを作例を並べる形でアップしてあります

フィルムモードの発色の違い

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