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前回、ソフト任せの色かぶり補正を紹介しましたが、ソフト任せだけではうまくいかない場合があります。その場合に使える、補正方法を紹介します。
ホワイトポイントの指定による補正、例によってPhotoshop (LEでも可能) で説明します。レベル補正でもできるのですが、ここではトーンカーブ機能を使って補正していきます
まずは、イメージ → 色調補正 → トーンカーブ でトーンカーブを呼び出します。次に、ハイライト と シャドーの設定を行います。
白いスポイトと黒いスポイトの部分をWクリックしてください、すると、次のような画面が現れます。
ここで、白いスポイトをWクリックして呼び出した場合は R G B の値をそれぞれ245あたりに設定してください、黒いスポイトの時は、それぞれ10あたりに設定してください、ハイライトの設定とシャドーの設定が終わります。これで一応儀式は終わったので、次は本題へと突入します。
やり方は、比較的単純です。白いスポイトをクリックして、写真上で本来白い部分をクリックするだけです。
こんどは、この写真を、ホワイトポイントの設定でなおしてみましょう。まず白いスポイトをクリックして、本来白であった場所をクリックします。
この写真の場合、白い服を着てましたから、服の中で特に明るい部分をクリックしてみました。ちょうど、赤丸で囲んであるあたりです。
補正前 | 補正後 |
この通り、色がすっきりしたと思います。しかし、この方法にも弱点が・・・気づかれた方も多いと思いますが、写真の中に本来白であった物がないと使えないのです。
つぎは、少し難しいけど、多くのシーンに対応できるやつを紹介したいと思います。
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