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Z5に標準でついているバッテリーは、EN-EL15cという、型番で、Z7/6のEN-EL15bより、1世代新しくなっています。また、ニコンから公式にEN-EL15cをZ7/6に入れて動作すると書かれてあるので、早速使ってみました。
EN-EL15bとEN-EL15cの違い
Z5で使用時のみですが、EN-EL15cは、USB給電に対応しています。(Z7/6はEN-EL15cを使っても、USB充電のみ)
電池容量:EN-EL15cは2280mAh、EN-EL15bは1900mAhと15cは、スペック上では20%の容量アップをしています。
そのため、電池の容量をしっかり使いきれれば、撮影枚数や動画の記録時間なども20%ほど伸びることが期待できます。
とはいえ、EN-EL15cが存在しない時期に発売されたZ7/6が、新型バッテリーを完全に使いきれるかというのは、やはり未知数なので、実際にテストしてました
Z7をWebカメラ化するアプリを用いて、バッテリーのみで何分間Webカメラとして動作するかで比較しました。
写真の撮影枚数ではない理由
最初は、小さい時計にピントを合わせて、1枚撮影、カメラを横に向けて壁にピントを合わせて1枚撮影を繰り返すという方法で、撮影枚数で比較しようとしましたが、以前のバッテリーでも、600枚撮影して、まだバッテリー残量が残っているという状態でした。
これは完全に、普段の撮影の枚数とはかけ離れすぎているので、データとして使うのはどうなのかという判断で、途中で断念
普段の撮影ならば、AF-Cである程度長い時間ピントを追い続ける、モニターで写真を確認する、電源を入れたまま歩くなどあり、そのあたりがないため、撮影枚数が極端に多くなったのかもしれません。
(本音:正直600枚やっても、半分以上のこってるとか、手が疲れた・・)
そこで、動画ならば、もう少し楽に、近い条件でバッテリーの持ちの比較ができるはず、30分制限がかからないWebカメラモードを使ってみました。
それに、WebカメラとしてZ7/6を活用してみようという場合に、バッテリーのみで実用できるかという判断材料にもなるという理由で、Webカメラモードでの動作時間で比較しています。
EN-EL15bは、約2時間13分
EN-EL15cは、約3時間と
時間にして、35%もWebカメラとしての動作時間が伸びています、バッテリースペック的には20%の容量アップなので、EN-EL15bは多少へたってる部分もあるのではないかと思いますが、それでもこの差は、20%の容量アップ分を、完全にZ7は使い切っていると考えてよいという結果になりました。
この結果から、Z7/6のバッテリーの持ちにやや不満があり、あと数十枚でもバッテリーが持てばと、感じている方ならば、EN-EL15cを単品購入を検討する価値は十分にあると考えられます。
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