ツイート |
|
iPhone11は新機能として、ナイトモードと呼ばれる暗いところ(低光量)でも明るくきれいに撮れるようになったとされています。
そこで、iPhone11のナイトモードと従来のiPhoneとしてiPhone8Plus、そしてフルサイズミラーレスとしてNikon Z7の高感度(ISO6400)の三つで比較してみます。
がその前に、今回のテスト環境とiPhone11のナイトモードを使用してわかった点を書きます。比較結果をはやめに見たい方は下の方へスクロールしてください
ざっくり動画でもまとめてみました。
カーテンを閉め切った状態で、常夜灯のみつけた状態という暗い環境でテストしました。
明るめに写りましたが、こんな感じの環境です
ナイトモードは、長時間露光と実質同じ
iPhone11のナイトモードですが、今回テストでは3秒と長い時間露光していました。表示にも3秒と出てきます。
そのため、ナイトモードでは、スマホ用の三脚を利用しなければ十分な画質にはなりません。
そこで今回のテストでは三脚につけられるスマホ用クリップホルダーを使って三脚にiPhoneを固定してテストしました。
結果、このような形になりました、だいぶ大げさw
最後にスマホ用の三脚とどうしても手持ちでというときに使えると思われる方法を書いておきます。
部屋の明かりをつけて、比較的明るい状態でNikonZ7で撮影したものがこちら、こちらの写真と比較して色が出ているかとか、解像感はどうかなどを比較してみてください
比較的明るい状態で撮影したもの
Nikon Z7で比較的明るい状態で撮影したもの |
切り抜き |
撮影データ:Nikon Z7(フルサイズ)・ISO-560・26mm・1/30s・f/4.0 |
これを一応参考データとして置いておきます。
とこんな結果になりました。
個人的には、かなりすごい効果でてるなという印象です。
今回、1インチ機で撮影してないので、比較できませんでしたが、PCのモニターでiPhone11のナイトモードの写真を確認した時の第一印象は、これは1インチ機並みじゃない!?でした。
さすがに、Nikon Z7 ISO6400と比較してしまうと、iPhone11は輪郭強調の影響でゴワゴワした感じで、Nikon Z7のようなしっとりとした布の柔らかさなど、画質が荒れるISO6400でも、Z7の圧勝という感じですが、さすがに相手が相手という感じです。
旧スマホのiPhone8Plusと比較すると、iPhone8Plusは完全に露光不足で暗すぎますし、切り抜きでは解像感もあったものではありませんが、iPhone11では十分明るく、解像感などもしっかり感じられる描写になっています。正直同じ大きさのセンサーサイズで同じ感度の描写とは思えないほどです。
また、かなり暗い環境でも色も乗っていますし、多少ぶれはスマホの小さい画面なら気にならないため、ぶれに対してどこまで許容できるかでナイトモードの機動力もかなり変わると思います。
しっかりナイトモードを機能させるには三脚が必要になりますが、ナイトモードの有用度は高いと思います!!
かなり有用な機能ではあるものの、三脚を使用したものと手持ちではかなりの差があるのは見ての通りでした。
しかし、だからと言って今回のテストに使ったような、一眼レフ用三脚にスマホホルダを付けるのは大げさすぎますので、スマホ用に使える三脚のアマゾンリンクと、手持ちで少しでも成功率をあげられる方法を最後に書いておきます。
スマホ用三脚
フレキシブな足で手すりなどに巻き付けて固定もできるので、小さくても自由度は高いと思われる三脚です。
それでも、三脚は大げさすぎる、スマホ一台で何とかしたい
いくら小型でもスマホ本体よりでかいですし、常に持ち歩くのも大変ですからね・・、その場合は完全に固定するのはかなり難しいのですが、碇ゲンドウのようなイメージで両肘を、テーブルや手すりなどしっかりしたものにつけて、スマホを両手でしっかり持って撮ると、安定度が増します
おすすめ記事