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現在売られているコンパクトデジカメは、上級者向けのごく一部の機種を除けば、ほぼ全機種にズームレンズが搭載されています、一方でスマホのレンズは、ごく一部の機種を除けば単焦点レンズと呼ばれる、ズームのできないレンズを搭載しています、とはいえ実際のスマホのカメラアプリではピンチアウト(指を開く)をすれば、画角を変えて写すことができるので、それとなくピンチアウトで写る範囲(画角)を調整して撮影してる方も多いのではないでしょうか?
上でも書きましたが、ほとんどのスマホは単焦点レンズを使っているため、画角の変更はデジタルズームとよばれる技法を使い疑似的にズームとなり、画質が悪くなってしまいます。ここでの内容ははっきり言えば、ここに書かれているのとほぼ同じとなりますが・・・・、今回は実際に手持ちのiPhoneとコンパクトデジカメで、実際にどの程度の差が出るのか撮り比べました。
スマホ(iPhone6)
コンデジ(F200EXR)
どうでしょうか?スマホとコンデジどちらも遜色がない写りです。
では、ズーム操作でズームをした写真を比べてみます。できる限り同じぐらいの画角になるようにしました
スマホ(iPhone6)
コンデジ(F200EXR)
ぱっとみただけで差がわかるほどの違いがあります。この差が光学的にほんとうに大きく写しているのか、デジタルズームで仮想的にズームをしているのかの差といえます。
最近のスマホはほんとにきれいに写るので、コンパクトデジカメはいらないという論調もかなり見られます。実際撮り比べてみても、ほとんど差を感じないレベルに達していますが、あくまでピンチアウトなどでズーム操作を行っていない、一つの画角においてでのみと言えます。光学的なズームレンズを持たないスマホは、ズーム操作をすると一気に画質が低下していきます。その点、コンパクトデジカメでは、ほとんどの機種が光学的なズームレンズを搭載しているため光学ズームの範囲内であれば極端な画質低下が起こりません。
ピンチアウト操作を撮影の時によく使う方であれば、どこかに出かけて撮影する可能性が高いときは、スマホだけでなく光学ズームをもつコンデジを持つのを検討する価値は十分ある差だと個人的には思います。
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