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代表としてコンパクトデジカメを例にしますが、基本的に、銀塩でも同じです。
デジタルズームとテレコンの違い
デジカメの場合、カメラのレンズの望遠よりさらに大きく写す方法として、デジタルズームがありましたが、ほかにも、テレコンという物を使っても本来のレンズ以上に大きく写すことができます。
ではデジタルズームとどう違うか、というと簡単にいってしまえば、レンズに、さらにレンズをつけることによって、本当に焦点距離をのばしています。
つまり、デジタルズームのような劣化は起きませんから、今持っているカメラのレンズでは望遠側が足りないと言う場合は、画質を考えるとデジタルズームより、テレコンの方がいいと思います。また、本当に焦点距離をのばすため、被写界深度 も浅くなります。
ただ、本来ついてるレンズは、それ単体で完成品ですから、テレコンがついてない状態で使うことを前提に作られています。そこに、テレコンをつけると、本来は設計にはないレンズがついてしまってるかたちになるわけですから、正確に言えば、テレコンも全く劣化がないと言うわけには行きませんが、デジタルズームなどの手法と比べると、遙かに高画質です。
純正テレコンと他社製テレコン
純正は、取り付けるカメラも自社のカメラにのみに絞られてるため、カメラのレンズにあわせた、設計を行えるため純正のテレコンは高画質なものが多いようです。
それに対して 他社製品は、いろいろなメーカーのカメラに付けられるように作っている代わりに、画質では純正品に比べると・・ちょっと分が悪いです。とは言っても、価格が安いのは魅力ですし、純正のテレコンがないカメラにもしっかりと対応品があったりします。個人的には、純正テレコンがある機種なら、純正テレコンの方がいいかなと思います。
また、テレコンのほかにも、逆に広角にするための物としてワイドコンバーター(ワイコン)と言う、レンズもあります。こちらも純正の方が画質は良い物が多いみたいです。
ついでに、レンズ交換式のテレコンについて、基本的には同じなので、はじめから設計された 600mmと300mm+2倍テレコンでは画質の面だけを考えると、600mmの方が当然上ですが・・・価格面では、600mmのレンズの場合 軽く50万を超えてしまいます。また、600mmともなると超巨大サイズになってしまいますので、常用する方はともかく、ふつうはたまにしか超望遠を使いませんから、たとえ、レンズ交換式であってもテレコンは非常に魅力的です。
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