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絞りって何?

絞りは、露出を制御するための重要な物の一つですが、イメージ的には、レンズが通す光の量を調整するためのカーテンという感じになります。

晴れた日にカーテンを全部開けると部屋にたくさん光が入るので、明るくなり、カーテンを1/3程度しかあけないと、全部あけたときより暗くなりますよね、ちょうど、部屋に取り込む光の量を調整するカーテンが、絞りというイメージになります。

絞りのイメージ図

絞りを開いた場合
絞りを開くと、大きく開くのでの 穴の面積が大きくなり
たくさんの光を通します。
絞りを絞った場合
絞りを絞った場合、穴が小さくなるため、面積が小さく
あまり光を通さなくなります

F値

カメラのノウハウの本などには F値という言葉が出てきますが、F値というのは、絞りの単位として使われています。

簡単に言えば、F値とは レンズが光を通す量を表していて、F値は数字が小さいほど、より多くの光を通し、大きいほど、光を通さないと考えて差し支えないです
*正確には、多少意味が違いますが・・このように考えても差し支え無いと思います。

F値は 一般的に
F1.4 ・F2.0・F2.8・F4.0・F5.6・F8・F11・F16・F22
といった感じに 1/1.4倍刻みで 一段 と言います
段 と言う言葉についてはここを参考にしてください

また、F値を小さくすることを絞りを開くといい、F値を大きくすることを絞りを絞るといいます。

F1.4 F2.0 F2.8 F4.0 F5.6 F8.0 F11 F16 F22
多い←-------- 光量 -----→少ない
開く←-------- 絞り ------→絞る
F値は、1/1.4倍ずつなので、分かりにくいと感じるかもしれませんが、絞りのF値についてもっとも重要なのは

F値が 1.4倍 になると (一段絞ると) 光は半分の量になり
F値が 1/1.4倍 になると (一段開くと) 光は倍の量になる

と言う この点につきます

絞りのもう一つの役目 被写界深度の調整による作画

しぼりには、光量を調整する以外にもう一つ、被写界深度とよばれる物を調整する役目もあります。

詳しくは、こちらのページで扱ってます

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