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各機種の個人的な感想
D100EOS Kiss-Digital (2004 1月追加)
この写真を撮った環境の場合
全自動モードでは、薄暗い室内&(使用したレンズが)暗いレンズのせいで
ISO400にゲインアップしてしまったようです。
それでも、あまり画像があれていないのは、さすが、元々の感度が高い大型素子と言う感じです。
解像力は、大型素子+600万画素の高画素 だけあって、この中では
D100とならんで トップクラス です。
あと、番外編でISO100の写真もアップしましたが、こちらはノイズらしいノイズがほとんど無い
なめらかな画質には、びっくりしました。
画質に関わる部分は上位機種の10Dと同じなだけあって、画質はほんとすごいです。
番外編 EOS Kiss-Digital ISO100 VS ISO400
KD-410Z
じえぞおさんの指摘の通り、ファイン設定でも、他のデジカメに比べ若干高めの圧縮率になっているようで、
その辺ではちょっと不利なのですが
全体的にノイズも少なく、比較的高い解像度を持っていると思います。
壁の部分や奥の部分などを見ると、D1Hのような切れは感じられませんが、
文字の部分などでは、D1Hとほぼ互角に渡り合ってると思えるぐらいです。
ただ、窓側の部分で、ワイヤーがほとんど描写できていないのは気になるところです。
ところで、コンパクト系では、かなりノイズレスなのですが、ちょっとだけ裏もあります
このカメラ、どうもゲインアップ(感度アップ)が無いようなのです。
今回のやつも、ISO100のままで、シャッター速度はかなり遅くなってます。
他のコンパクト系が軒並み、ISO200相当までゲインアップされることを考えると、
感度が低い分、画質的にはかなり有利に働いてると思います
ちなみに、設定項目にもISO設定も無い機種なので、ISO100オンリーなカメラのようです。
でも、手ぶれさえ気をつければ高画質で撮れるカメラ なのかもしれません
Xacti J1
かなりノイジーな印象ですが、オートゲインアップでISO173相当までゲインアップ
しまったことも影響してます
解像感では文字のところはそれなりに解像してるようにも見えますが、
その他の部分 たとえば窓側の金属部分や奥の部分では、
かなり解像感が失われてしまっていて、D1Hはともかく ^_^;
250万画素のPSP90IS や 200万画素のE950にも及ばないのでは と思えるほどの解像感になってしまってます
ちょっと、Xactiにはつらい結果となってしまいました。
*じえぞおさんが、XactiのISO感度の違いの差のページを作ってくれました。
http://www7.cds.ne.jp/~epoch/photo/special01/kaizoudo_xacti.htm
こちらを見ていただけるとわかると思いますがISO200あたりから
極端に解像感が失われてますので、ISO50固定で撮影すれば、
解像感なども、今回のサンプルより、かなり向上すると見ていいと思います。
ただ、ISO50固定にすると、手ぶれしやすくなるため、
暗所に弱いカメラと言うことは出来そうです。
えっと、じえぞおさんがISO50のサンプルも撮ってきてくれました 感謝!
実は、ちょっとした問題があり、窓側の部分が撮れなかったそうなので、
そこを省いた3カ所で比べることにしまいした
Xacti J1 ISO173 VS ISO50編へ
D1H
さすがに、大型CCD搭載のデジ眼レフだけあるな という感想です。
相手がD100だと、さすがにかなわないのですが、
全体的に、線がすっきりとシャープな感じなので273万画素とは思えないほどの解像感があり
総合的な解像感では、400万画素のKD-410Zを凌いでるのでは? と言う感じがします。
また、RAWデーターで撮影すると、より解像度が高くなるようです。
こちらも参考に
PSP90IS
アップはしてませんが、全体像を見ると、
どうも周辺部がかなり流れているみたいで壁の部分の描写がかなり甘くなってしまたのはかなり残念です。
暗部のノイズが少しあるかな?って感じぐらいで、特別にノイジーってほどでもないですし
周辺部の流れを無視すれば、画素数相応の解像感はあるように思えます
たしか、1/1.8型300万画素の評判が悪かった頃の製品だったと思うのですが、そんなに悪くないなと言う印象です
E950
下手な300万画素(失礼)ならひっくり返せるだけの力はあるというのも見せてくれましたが
KD-410Zと比べると、画素数の差が出たなと言う感じはあります。
番外編 E950 の増感 VS 他のコンパクトデジカメ
ISO80ではなく、 E950を他のコンパクトデジカメで撮ったのと同じぐらいの感度に設定して
他のコンパクトデジカメと画質比較してみました。
EXLIM M1
単焦点だったんで、フットワークで何とか画角を近づけたとはいえ、
画角の違いによる影響もあると思いますが、画素数的にも、厳しい面があったんでしょうね
ここまでくると、文字は判別不能に・・
また、全体のアップはないのですが、SPYZ!&ZAURUS_MI−E25DC などと
比べてるとさすがに本職のデジカメだなと思わせる部分もいくつかありました。
まぁ元々解像感云々ってカメラよりポケットから、ちょっと出してさっと撮る って感じのカメラですしね
SPYZ!&ZAURUS_MI−E25DC
この比較はあまりに酷すぎましたね・・
奥に至っては、もはや、何が写ってるかすら・・ ^_^;;
LUMIX F1 (2003年 9月追加)
案内所の文字などの解像度は、比較的、高いようです。
特に下の部分のマークを見ると F1 の解像度の高さがわかります。
この辺は、さすがビーナスエンジンという感じがしました。
ただ、全体的には、ノイズが多めなのが目に付きますし
特に、暗部のノイズはかなり浮いて見えます。
暗部の解像度もノイズにのまれてしまうのか、あまり高くないようです。
番外編 LUMIX F1 ISO50 VS LUMIX F1 ISO200 (結果は見え見えですが ^_^;;)
LUMIX FX7 (2004年 9月追加)
LUMIX F1の系列にあたる機種で
手ぶれ補正機能を搭載し、画素数を500万画素にまでアップさせたモデルです。
画像エンジンも ビーナスエンジン から ビーナスエンジンII に変更されているようです。
前回サンプルをもらったときは、ほとんど解像していなくて
あまりに変なので、もしかしたら、ピントがずれてしまっていた とか
他の原因も考えられ、じえぞおさんが 再度 撮り直してくれたので、
新しいデーターに差し替えました。
解像度も高く、はっきり言って、まったく別物 の写真になってきました
また、撮影データーを見ると ISO100 でシャッタースピードは 1/25s となっていました。
ふつうのコンパクトなら、1/25sでは手ぶれ危険ゾーンなので
ISO200 で 1/50s となるシーンと言えますが
FX7は手ぶれ補正で、ある程度手ぶれを防ぐことが出来るおかげで
感度アップをある程度抑える設定になってるようです。
そのため、画質的に見ても他のコンパクトカメラより、優位 と言えそうです。
デジ眼などと較べると 壁の暗いところなどは、ノイズがかなりでてますが、ここの部分は
コンパクトではある程度仕方がないかなと思います。
ここからは、私の好みも少しはいるのですが・・・
ちょっとシャープネスが強いかな という感じを受けました。
一見 デジタル一眼よりもくっきりしてるようにも感じるのですが、
写真全体としてみると、D100 とか Kiss-Dの方が自然に目にはいるという感じがします。
FX7の写真は、ちょっと堅いという印象があります。
D100のフル画像
FX7のフル画像
みなさんはどう感じられたでしょうか?
QV-R40 (2003年 9月追加)
ノイズもかなり目立ちますし、全体的な解像度は、LUMIX F1とほぼ同等程度のレベルと言う感じを受けます・・
LUMIX F1が優秀なのか QV-R40がへぼなのか・・・ はたまたその両方?
それはともかく、CCDベースでみると、かたや、1/2.5型 300万画素 かたや 1/1.8型 400万画素
画素ピッチでも、画素数でもQV-R40の方が有利なはずなのですが?
CCDが有利でも、必ずしも結果がいいとは限らない と言う例になりそうです・・
D2x (2005年 5月追加)
大型素子+オーバー1000万画素素子なら、案内所の文字をどこまで解像できるかな
と楽しみしていたところ、困ったことに、案内所のデザインが大幅変更され
比較対照にならなくなってしまうという大事件がっ!! 困りました
と言うことで、案内所を省いた3カ所で比較してあります
左側の壁にあるエレベーターホール内の看板の文字が、ここまではっきり読める機種は
この解像度勝負に出ているカメラの中では、この D2xが初です
また、奥の壁の部分も注目です!! イベントの関係で いつもの位置よりも若干
低いところを切り出してますが、ほぼ同じ部分が入るように切り出しました
奥の壁のでこぼこがはっきりと写っています
これだけでも、解像力の高さがうかがい知れます
D700(2009年 2月追加)
実は、去年の12月の時点でデーターをもらってたのですが
なんだかんだで遅くなってしまい、今頃アップです
申し訳ない・・・m(__)m
画像を見ての通り、非常にノイズレスかつ解像度も高い画像を出していて
この中では、桁違いの画質を見せつけてくれます
さすが、フルサイズ機という感じです
若干、後ろの方は被写界深度外になってしまいましたが
それでも解像度の高さははっきりとわかるレベルです
D300
D700のデーターと一緒に、じえぞおさんにいただいたのですが
手ぶれがあり、比較に使うにはちょっと、厳しい感じだったので
今回はD300のデーターは割愛させていただきました。
せっかくいただいたのに、申し訳ありません。
FinePix F200EXR(2009年 2月追加)
現時点で、できたてほやほやの新機種です
で、肝心の解像度比較ですが、この機種、コンパクトにしては高感度を売りにしてるためか
かなり積極的に、感度を上げていく傾向があり
なんとISO800という、高い感度で撮影となりました、その影響をもろに受けて
結構ノイジーな印象なのと、ノイズのために、細かい部分がかなりつぶれてしまってます
番外編でISO100で撮影したところ、かなり細かいところまでしっかり描写していたのは
個人的には驚きだったりです
ところで、この機種はノーマルモードのほかに、
高感度ノイズを減らすモードや高ダイナミックレンジにするモードを持っています
(解像度比較でとったものは、ともにノーマルモード)
そこで、ノイズを減らすモードで撮影したものと
ノーマルモードを比較するページを用意しました
F200EXR ノイズ低減モードVSノーマルモード(ISO800)
全体的に見て、解像度については、画素数の影響はもちろん高いのですが
CCDサイズも、やはり影響してそうです。
内心では 画素ピッチの違いによる解像感は出ても、
E950がXactiと解像感で五分に渡り合っているかなぁ ぐらいだろうと思ってましたから
1/2.7型300万画素批判 って感じなってしまいますが・・ちょっとだけ
じえぞおさんの実験を見てもわかるように、ISO50固定で撮影すれば、
かなり、きれいに撮れるようです。
ただ、ISO50というのは、低感度だということ と 1/2.8型300万画素搭載機は
コンパクトさを売りにしているのがほとんどですから、レンズも暗めなのが多いため、
より手ぶれ や 被写体ぶれをを気にする必要があるということは言えます。
小型化、気軽さを売りのコンパクトカメラに、ちょっとしたことで手持ちが苦しくなるような低感度はちょっとどうかなぁ
と個人的には思います
このページを作っている間に、極小画素化は 解像度が とか ラティチュードがよりも
低感度化が最大の問題なのでは と感じました
じえぞおさんのサイト デジカメ気まぐれ写真館では
じえぞおさんのわかりやすい考察と、案内所の部分の拡大比較 と フルサイズデーターまで用意されています!!
これは、必見です! 是非一度行ってみてください
じえぞおさんの解像度比較のページへ
(追加)
QV-R40は LUMIX F1よりも、画素数 画素ピッチともに上回っていたはずだったのですが
結果から言うと F1と同等・・ と言う、正直私もえっ? という結果に終わりました。
F1は独自のチップを使った画像処理を行っていると言うこともあり、
画像処理の差もあるのかもしれません
CCDは確かに、画質を決める重要なファクターであることは変わりませんが、
それだけではなく、画像処理 レンズ など総合的に関わると言うことなんでしょうね