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カメラ用品の一部をまとめてみた

写真自体は、カメラとレンズとSDカードと電池さえあれば撮れますが、様々なカメラ用品がありそれらを使うことで撮影の幅を大きく広げてくれます。

そこで、どんな用品がどんな用途であるのかなど、カメラ用品についていくつかをまとめて紹介していきたいと思います。また価格の参考として、アマゾンへのリンクも貼っておきます。

三脚
撮影ジャンル:全般

雑誌などで良く目にするメーカー:ハスキー・ジッツォ・マンフロット・スリック・ベルボン

カメラ用品と聞いて、ほとんどの人がまず頭に浮かぶ機材といえば、やはりこれでしょう!

三脚については、以前に別のページでもまとめましたが、メリットとしては

1.手ぶれを防いでシャープな写真を撮影できる。

2.構図を安定させられるため、同じ構図で露出量を変更できる。最近はやりのタイムラプスなどにも必要な機材と言えます。

どんな三脚がよいかというと、非常にざっくりしてますが、一眼レフやフルサイズのミラーレスで使用するなら耐荷重は5kg(足の太さが、28mm前後)のモデルがおすすめとなります。ミラーレスで使用するのであれば、耐荷重3kg前後(足の太さが、25mm前後)のものがおすすめになります。

アマゾン:三脚

レリーズケーブル
撮影ジャンル:全般

雑誌などで良く目にするメーカー:カメラメーカー純正品

三脚とセットで使われる機材で、せっかく三脚で固定しても直接シャッターを指で押すとその圧力で若干カメラが動いてしまい、微小なブレが発生することがあるのでケーブルをカメラにつないで、直接カメラに触れずにシャッターを切るためのものです。メーカーによって使えるケーブルは異なるので自分の持ってるカメラにあってるかは買う前に確認してから購入してください。

また、メーカーが用意してるスマホのアプリから操作できる機種も増え、そういった機種ではスマホでシャッターを切れるため、以前ほど必須ではなくなっていますのでスマホアプリでの操作に対応してるかも確認しておくといいかもしれません。

アマゾン:レリーズ
フィルター

デジタル一眼レフやミラーレスの場合、レンズの先端にねじ切りがあり、各種のフィルターを装着出来るようになっています。フィルターはほんとに多くの種類があるのですが、その中でも定番のフィルターを紹介します

MCフィルター

撮影ジャンル:全般

雑誌などで良く目にするメーカー:Kenko・MARUMI・HAKUBA

いわゆる常用フィルターとか保護フィルターと言われるもので、光学的にはなんの効果もないというより、可能な限り装着してる影響が写真に出ないように作られています。だったらつけない方がとも思われそうですが、気をつけていても事故というものは起こるもので、レンズを傷つけてしまうと修理となるわけですが、数万円の修理費は最低限覚悟する必要があります。そういった事故からレンズ本体を保護するためのフィルター、言わば保険のためのフィルターと言え、個人的にはすべての人にお勧めです。また、デジタルカメラで使用するMCフィルターはデジタルカメラ対応を謳っている高品質なものを購入することをお勧めします。

アマゾン:MCフィルター

PLサーキュラーフィルター(PL-Cフィルター・円偏光フィルター)

撮影ジャンル:風景

雑誌などで良く目にするメーカー:Kenko・MARUMI・HAKUBA

特に風景を撮影される方に重宝されるフィルターで、映り込む反射を軽減すると言うものです。と言われてもぴんときにくいと思いますが、例えば空気中の乱反射を軽減することで青空をよりくっきりと見せたり、水面の映り込みを減らしたり、木の葉の反射を軽減することで白く反射してる部分を取り除き緑や赤を鮮やかに見せる効果があります。使いこなしはやや難しいフィルターですが、比較的レタッチでは再現しにくい効果となるため、風景の撮影をよくされる方は一枚はあるといいフィルターです。

デジタルカメラで使用する場合は、必ずPLサーキュラーフィルターを選んでください

アマゾン:PLフィルター

NDフィルター(減光フィルター)

撮影ジャンル:風景

雑誌などで良く目にするメーカー:Kenko・MARUMI・HAKUBA

簡単に言えば、カメラ用サングラスといったところでレンズに入る光を減らすことで、明るい昼間でもスローシャッターが切れるようになり、スローシャッターならではの撮影が可能になるフィルターです。滝や川などの流れを移し込んだり、水面の波をなだらかに写したりしたい場合などに重宝します。数字が大きいほど減光効果が高くなり、川や滝の流れを表現したい場合はND16あたりを使います。日中スローシャッターで歩く人を消すというテクニックを使いたい場合にはND1000を使います。日食など太陽撮影専用のNDフィルターもあります(通常のNDフィルターで太陽撮影は絶対にしないでください、目に大きなダメージを与えてしまいます)

アマゾン:NDフィルター

他にもふわっとにじんだ描写にするソフトフィルターなどもありますが、全部紹介していると切りがないので、主によく使われるフィルター3種にしておきます。

クリップオンスピードライト・クリップオンストロボ(外部フラッシュ)

撮影ジャンル:ポートレート・テーブルフォト

雑誌などで良く目にするメーカー:カメラメーカー純正品・Nissin

一度は、一眼レフの上に大きなフラッシュをつけてるのを見たことはあると思いますが、あれが、クリップオンスピードライトとよばれるものです、内蔵のスピードライトに比べ発光量も大きく出来るため有効範囲が広いのも特徴ですが、ミドルレンジクラスともなるとバウンス撮影が可能なり撮影の幅がぐっと広がります。また最近の機種では無線通信や光通信といった機能でワイヤレス発光ができる機種が増えているため、正面からだけでなくカメラから離して斜め上から光を当てるなども、ケーブルなど買わずに単体で出来るようになり昔と比べてぐっと手軽に行えるようになっています。

アマゾン:スピードライト・ストロボ
レフ板

撮影ジャンル:ポートレート・テーブルフォト・花

雑誌などで良く目にするメーカー:サンテック・Kenko

白や銀の布で出来た反射板で、陰になってる部分に反射光を当てることで陰を弱めて全体的に明るく撮影する場合に使うのが基本的な使い方となりますが、他にもさまざまな使いこなしがあります。例えば、ポートレートの場合反射光による色かぶりを軽減するために利用する、花の場合、花にピンポイントで強い反射光を当てることで背景を暗く落したり、逆にレフ板を使って花にあたる光を遮り、陰を作ることで背景を明るく撮す場合にも使われます。

ポートレートでは、80cmぐらいの大型のものを、花やテーブルフォトでは20cm〜30cmぐらいの小型のものが使われます。

ポートレートでは、大型のレフ板を固定するための三脚が必要になるなど、大がかりなことになるので、さすがに個人では手を出しにくいのが難点です、代わりになるテクニックとして有名なところだと、テーブルや膝の上に白い大きめのハンカチをしいてもらうと言うものがあります、これだけでも反射光による色かぶりやあごの陰を弱める効果が期待出来るので、個人の撮影では手軽に出来る範囲で使用するのがよいかと思います。

アマゾン:レフ板
スタジオボックス

撮影ジャンル:テーブルフォト

雑誌などで良く目にするメーカー:HAKUBA

背景をシンプルに整えたり、光を全体的に回すことで陰を薄める、映り込みを減らすなどの効果があり、持っているとかなり便利な機材になります。本格的な使いこなしにはノウハウも必要となりますが、とりあえずただ入れるだけでもひと味違った写りになるので、テーブルフォトに挑戦する場合は一台持っていて損はない機材と言えます。

アマゾン:スタジオボックス
入射光式露出計

撮影ジャンル:ポートレート・テーブルフォト・花

雑誌などで良く目にするメーカー:SEKONIC

カメラに内蔵されている反射光式露出計と違い、被写体に当たってる光を直接計ることで露光量を決める露出計です。そのため被写体の近くによれないと使えませんが、この方式は、被写体の色に左右されない高精度な測光が可能となります。ただ、その使いこなしはノウハウや慣れも必要になります。光が強く当たってる場所と陰の場所のどちらで測光するか、明暗のバランスはどうとるかなどのノウハウが必要になるため、上級者向けの機材となりますが使いこなせば、非常に心強い機材となります。

アマゾン:露出計

比較的よくカメラ雑誌などでも取り上げられるカメラ用品をまとめてみました。

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