Top デジカメを始める方へ デジカメの使い方 基本的な写真の話 撮影テクニック PCの操作 デジカメ用語集 フィルム 使用感
スポンサードリンク

シーンモードについて

シーンモードは、どちらかというと コンパクト から 普及クラスの一眼レフあたりに付いてる機能で、モードを合わせるだけで、適した設定を行ってくれる機能になります。

撮影モードの絵を見るだけで、どういうシーンに向いてるか イメージしやすくできていて、カメラを始めたばかりの ビギナーさんに便利な機能といえます。これらのモードは、それぞれ 撮影目的に併せて、有利な設定を カメラがしてくれますので撮影ごとに、設定を見る癖をつけておけば、撮影目的に応じた設定を 逆にカメラから学ぶと言ったことさえできますので、初めのうちは、積極的のこのモードを利用していき、なれてきたら、より意志を反映できる (P)・A・S・Mモードへと切り替えていくのもいいと思います。

それぞれのモードの特徴について書いていきます
#私が所持している、LUMIX F1 のシーンモードをベースに書きますが、メーカーによって、呼び名 種類が異なる場合もありますので、ご了承ください
被写界深度など、ちょっと難しい言葉も出てきますが・・ そのあたりは、基本的な写真の話しで、もっと詳しく書いていきますので、さらっと読むだけでいいです(とりあえず、リンクは貼っておきます)

ポートレートモード


人物を写すときに、背景から引き立たせて写すように設定されるモードです、このモードを使う際は、できるだけ 望遠側にし背景と被写体(人)との距離をとり、撮影者(カメラ)と被写体(人)との距離は短めにすることで、効果が出てきます。

詳しくは、被写界深度 などは、基本的な写真の話しで詳しく書く予定ですが、このモードの動きは、絞りを開くことにより、被写界深度を浅くし、背景をぼかして 人物を引き立たせる動きをします。ただ、コンパクトデジカメは 元々、被写界深度がきわめて深いので、このモードを使ったところで・・説明書に載ってるような「背景から引き立たせて写すように設定される」 というのは正直言って無理だと思います ^_^;;
(引き立たせるような写真を撮るのでしたら、最低 (デジタル)一眼レフ + ぼかせるレンズは必要です)

番外的ですが、このモードは 絞りを開くため必然的にシャッター速度が速くなり、スポーツモード 的 に利用できます、なぜ、必然的にシャッター速度が速くなるのかは 基本的な写真の話しで詳しく書きます
(事実・LUMIX F1には スポーツモードは持ってないです)

風景モード


遠くの風景を写すのに最適なモード 機種などにもよりますが、LUMIX F1の場合 10m以上 となっています。

このモードを選択すると、まず ピントが自動的に遠いところにあうところで固定されます、また、絞りをある程度絞ることで、ピントの合う幅を広げます。また、遠い風景では、フラッシュは役に立ちませんので自動的にフラッシュは発光禁止に設定されるようです。

機種にもよるようでですが、基本的に人を入れない夜景は、このモードで対応できます。ただ、夜景や夕方など 比較的暗くなる時間帯では シャッター速度が遅くなり非常にぶれやすくなりますので、三脚を使うことをおすすめします。

夜景ポートレートモード


美しい夜景を背景に、人をとるときに適したモードです。このモードを選択すると、自動的に スローシンクロモード とよばれる設定になります。これを使うことで、人も背景も明るく綺麗に撮れます。ただし、シャッター速度が非常に遅くなるため、きわめてぶれやすいので、このモードで撮影されるときは必ず三脚を利用することをおすすめします

番外:LUMIX F1 だけかもしれませんが、夜景のみを撮影する場合、このモードにして、フラッシュ発行禁止を選択することで対応するようです。

マクロモード


比較的近くの物を撮影するときに、このモードを選びます、とくに、コンパクトデジカメの場合 非常に近い物はこのモードを選ばないとピントが合わない機種が多いので、30cm などかなりよってとりたい場合には必ず選ぶようにするといいです。

スポーツモード

ちょっと 絵を用意できませんでしたが、スポーツモードでは 動きのある被写体を、写し止めるよう、その状況下でできるだけ、速いシャッター速度が得られるように動きます、ですから、スポーツや運動会などで、動きを写し止めてとりたいときに便利なモードといえます

もっとたくさんのシーンモードを持つ機種もありますが、だいたい この5種類ぐらいがふつうです、もともと、シャッター速度と絞りの組み合わせで成り立つので、この二つの関係さえ覚えれば、シーンモードすら、*必要ないのですが・・
*AF有効範囲の関係上 マクロモードのみは、利用します
最初のころは、このシーンモードは強い見方になってくれるはずですから、ぜひ、シーンモードを使ってみてください

スポンサードリンク

おすすめ記事

カメラの話(デジカメ編 銀塩編)   デジカメ部屋へ戻る