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シャッターも露出を制御するための重要な部分の一つで、シャッターは CCDやフィルムに光を当てる時間を調節する役目を持っていています。シャッターが開いている間だけ、CCDに光が入りますが、このシャッターが開いている時間を「シャッタースピード」といいます。
また、CCDやフィルムに光を当てる時間が短いと 「シャッタースピードが速い」といい、長くなると 「シャッタースピードが遅い」 または 「スローシャッター」といいます。
茶色の部分がシャッター 青い部分がCCD や フィルムを表しています
シャッタースピードが速い場合 | シャッタースピードが遅い場合 |
シャッタースピードが速いと、 わずかな時間だけ、CCDや フィルムに光が当たります |
シャッター速度が遅いと 長い時間、CCDやフィルムに 光が当たります |
シャッタースピードは、絞りと同じく 「光の量」を調整する役割があります、シャッタースピードが遅ければ遅いほど、フィルムやCCDに当てる光の量が増え、速ければ速いほど、フィルムやCCDに当てる光の量が減ります
シャッタースピードは一般的に
・・4s・2s・1s・1/2s・1/4s・1/8s・1/16s・1/30s・1/60s・1/125s・1/250s・1/500s・1/1000s・・
と約2倍刻み で、一段となっています
2s | 1s | 1/2s | 1/4s | 1/8s | 1/16s | 1/30s | 1/60s | 1/125s | 1/250s | 1/500s |
多い←-------- 光量 --------→少ない | ||||||||||
遅い←-------- シャッタースピード --------→速い |
シャッタースピードの場合
シャッタースピードが1/2倍になると(時間が半分になると) 光の量は半分になり
シャッタースピードが2倍になると(時間が倍になると) 光の量は2倍になる
と言えます。
たとえば、シャッタースピードが1秒 の場合と、シャッタースピードが1/2秒(0.5秒)を較べると、1秒の方が 1/2秒よりも 2倍の時間フィルムやCCDに光を当てたことになります、この場合、光の量も2倍光が当たったことになります。シャッタースピードは、時間が倍だから 光の量も倍 と言う換算なので、絞りよりも感覚的につかみやすいと思います
シャッタースピードには、フィルムやCCDに当てる光量の調整 のほかに、ぶれによる 動きの表現を調整するという役目もあります。
こちらのページで扱ってますので、ぜひ見ていってください
絞りのときにも、シャッタースピードの時にも、でてきた言葉に 一段 というのがありました。この一段というのは、光の量が2倍に増えると+1段 半分に経ると −1段と言う形で使われます。
この話は、絞りとシャッター速度 と言う話しで扱います
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